統括責任者

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第1期発掘(2015年)で私たちは4つの発掘予定地を選び、A地区 B地区、C地区、D地区と名付けました。第2期発掘(2016年)では新たにE地区に着手しました。

各地区を統括する考古学者は、発掘の指揮と、調査員および1名または複数名の考古学者から成るチームのマネージメントを担当します。


Verónica Ortega Cabrera

A地区 統括責任者(2015年、2016年、2017年)

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所属・職名: The Assistant Director of the Archaeological Zone of Teotihuacan for the National Institute of Anthropology and History (INAH).

有名なメシカーアステカ文化のコヨルシャウキ像を見た6歳のときから考古学者になることを志しました。

the National School of Anthropology and History (ENAH)で考古学を学び、その後the National Autonomous University of Mexico (UNAM)で修士号(メソアメリカ研究)、博士号(哲学・文学)取得。UNAMにて学位取得(通信科学)。

テオティワカンのオアハカ地区で博士課程での発掘プロジェクトに直接関わりました。メキシコ中央高原、特にテオティワカン考古学を専門としています。また、月のピラミッドやケルアルパパトル宮殿の発掘を含むさまざまな地区での保存・研究を行ういくつかのプロジェクトの統括者でもありました。現在は、研究・保全プロジェクトの監督、広報普及活動の立案・実施などを担当しています。


Saburo Sugiyama 杉山三郎

B地区 統括責任者(2015年、2016年、2017年)

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愛知県立大学大学院国際文化研究科特任教授(日本)。アリゾナ州立大学(アメリカ)同大にて、1995年博士号取得後、人間進化・社会変化専攻課程教授。

メソアメリカ考古学研究、古代の複合社会、都市計画、建築、シンボリズム、認知考古学理論を主な専門としています。日本、グアテマラ、メキシコでの考古学調査に多数参加。月のピラミッド、羽毛の生えた蛇神殿、太陽のピラミッドでの大規模な発掘調査を行い、古代都市テオティワカンに深く関わってきました。外務大臣表彰(2012年)、世界考古フォーラム上海表彰(2013年)、ハーバード大学H.B.ニコルソン・メソアメリカ研究優秀賞(2016年)受賞。80報を超える学術論文記事や研究書(Human Sacrifice, Militarism, and Rulership: Materialization of State Ideology at the Feathered Serpent Pyramid, Teotihuacan, Cambridge University Press , 2005 等)を発表しています。

経歴についてこちらをクリックしてください。  


Nawa Sugiyama

C地区 統括責任者(2015年、2016年、2017年)

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所属・職名: The Sociology and Anthropology Department at George Mason University (GMU), Virginia, USA, as an Assistant Professor in spring 2016. 

2014年ハーバード大学にて博士号取得(人類学)、同大にてPeter Buck博士研究員(スミソニアン国立自然史博物館)。

学位論文ではメソアメリカ、テオティワカンにおける肉食動物の用途についてもっとも早期の証拠を示しました。テオティワカンでは、ピューマ、ジャガー、オオカミ、イヌワシ、ガラガラヘビは供物とされていました。博士後期課程に、コパン遺跡(ホンドゥラス)祭壇Qでのフィールドワーク(ネコ科動物:ピューマ、ジャガー)を行い、祭祀用の野生肉食動物を管理する幅広い慣習を実証しました。両論文で、動物考古学とアイソトープ分析で得たデータを集約し、人−動物の遭遇が宇宙論的、政治社会的な世界観の一部を成していたことを推測しました。現在、ジョージ・メイソン大学(GMU)アイソトープ研究所創設に携わり、同位体分析を通して、古代の人や動物の食性や移動パターン、環境を推論することに関心があります。

フィールドワーク、研究所での仕事、執筆について以下を含む諸機関からサポートを得ています。

The National Science Foundation, the Smithsonian Institution, Dumbarton Oaks Research Library and Collection, Harvard University, and the Fulbright Foundation.



William L. Fash

D地区 統括責任者(2015)

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所属・職名: A Bowditch Professor of Central American and Mexican Archaeology and Ethnology at Harvard University, USA.

イリノイ大学にて学士(人類学)、ハーバード大学にて博士号取得。1977年に中米ホンジュラス・コパン遺跡で、ゴードン・R・ウィリー率いる考古調査に参加し、以降コパンの研究を続けています。

ハーバード大学人類学部長(1998年〜2004年)、ピーボディ考古学・民族学博物館所長(2004年〜2011年)を歴任。2000年〜2003年、メキシコ・テオティワカン、Xallaコンプレックス発掘調査をLeonardo López Luján、Linda Manzanillaと共同で行いました。

Scribes, Warriors, and Kings: The City of Copán and the Ancient Maya (2001 [1991])、Copán: The History of an Ancient Maya Kingdom (2005, E. Wyllys Andrewsと共著)、The Art of Urbanism: How Mesoamerican Kingdoms Represented Themselves in Architecture and Imagery (2009, Leonardo López Lujánと共著)を含む研究書を多数発表しています。

業績が認められ、ホンジュラス政府から二度表彰されています。直近では、ホンジュラスでの文化遺産保存及びドキュメント化における40年にわたる功績が認められ、同政府から「金の月桂樹賞」(the Hoja de Laurel de Oro)、また、マヤ遺産への貢献を讃えてグアテマラ、ポポル・ブフ美術館よりOrden del Pop賞が授与されました。


David Carballo

E地区 統括責任者(2016)

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所属・職名: An Associate Professor of Archaeology at Boston University, Massachusetts, USA. A tutor in the Mesoamerican Studies graduate program at the Institute of Anthropological Research (IIA) at the National Autonomous University of Mexico (UNAM) .

2005年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校にて博士号取得(人類学)。先スペイン期メソアメリカ文化、特にメキシコ中央高原を専門としています。雑誌 Arqueología Mexicana顧問委員。著作に、Obsidian and the Teotihuacan State: Weaponry and Ritual Production at the Moon Pyramid (2011, Pittsburgh/UNAM) 、Urbanization and Religion in Ancient Central Mexico (2016, Oxford).

彼が手がけるテオティワカン、トラヒンガ地区でのプロジェクトのリンクはこちらです。

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